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新居彩子

Author:新居彩子
ココロとカラダを整えるバレエサロンを運営しています!姿勢、体幹、柔軟性、バランス感覚、コーディネーションなど身体の正しい使い方を通してココロとカラダを元気にします。誰でもバレエを日常に取り入れられるライフスタイルを日々考えています。

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  • 涙が出るほど感動した「白鳥の湖」

新国立劇場バレエ団の「白鳥の湖」を観てきました!
オデット/オディール=小野絢子、王子=福岡雄大 ペアの至高の舞台。

今まで、こんなに感動した「白鳥・・・」を観たことがあっただろうか?
2幕のパ・ド・ドゥを観て、あまりに切なくて涙を流したことがあっただろうか?
3幕のオディールを観て、不敵な笑みに鳥肌が立つほどゾクッとしたことがあっただろうか?
とにかく、完成度の高い主役二人のバレエを存分に愉しませてもらいました。
このようなバレエを日本で観ることができて、本当に幸せだと思いました。




今回も、プログラムにインタビュー記事を執筆させていただき、
小野絢子ちゃんと福岡雄大さんペアのお話と、
楠元郁子さんのキャラクター役についてのお話を伺っていました。
出演者たちが何を考えて、今回の舞台に臨んでいるかを聞いていたので、
注目ポイントがいろいろあって、感動もひとしおでした。

 


福岡雄大さんの王子は、
クラシカルなポール・ド・ブラ(腕の動き)が格段に美しくなっていて、
去年よりもノーブルさが際立っていました。
1幕のまだ無邪気な雰囲気を残した王子から、
2幕で恋をして守るべきものを見つけて成長し始めた王子、
3幕のオディールに夢中になってしまう王子、
そして、真実の愛を得て大きな力を得ていく王子、
やはり物語の主役は「王子」なんだということをはっきりと見せてくれました。

その王子に対して、小野絢子ちゃんのオデット/オディールが反応する。
2幕で王子と恋におち、離れがたい二人の愛の強さを感じつつも、
ロートバルトの魔力と本当に戦うのかどうか心の迷いまで、
まるで二人の会話が聞こえてくるかのようなパ・ド・ドゥに引き込まれました。
そして、3幕のオディールがすごかった!
王子を虜にし、オデットとの恋路を絶対に邪魔してやるという強い意志が見える。
オデットの真似をしながら、王子の心をもてあそび、
虜にした瞬間に不敵な笑いを浮かべる表情に、ゾクッとして鳥肌が…。

パ・ド・ドゥを踊っている間に、こんなにも表現ができるものなのかと驚きました。
何度も踊っているバレエ作品という貫録だけで押し通すのではなく、
しっかりと二人で物語の解釈を細かく深く考えて踊っているのが分かりました。
何度も観ている「白鳥・・・」のはずなのに、
新しい気づきがたくさんありました。

 あれ?こんなところで王子が迷う場面あったっけ?
 あのオデットがこんなに離れたくない気持ちを見せてたっけ?
 王子がオデットを守ってるって感じがすごく分かる~!

ああ、もうこんなブログでは書ききれないくらい!
細かいニュアンスや解釈がたくさんたくさんあって、
できれば、ダンサーたちにぜ~んぶ確認したいくらい。
「白鳥の湖」って、
すっごくドラマチックなバレエなんだなーって、
改めて教えてもらいました。

こんなに感動的で素晴らしいバレエを観ることができて、
本当に幸せだと感じました。
日本人でも、こんなに美しく感動的に踊りこなせる人がでてきたんだと、
誇りに思いました。



しかしながら残念なのは、
この感動的な舞台をたったの2日間しかやらないこと。
しかも、1回目の小野・福岡ペアの公演日は、
高校生だか中学生だかの鑑賞会イベントになっていて、
一般のお客様にはほとんどチケットが出回らず、1回しか観るチャンスがなかった。
「白鳥・・・」のような人気の高い古典バレエ作品は、もっと公演回数を増やして欲しい。
ダンサーたちだって、もっともっと踊りたいだろうに・・・。
そもそも人気の高いキャストの日をなぜ鑑賞会イベントにしてしまうのか。
せっかくレベルの高い国内のダンサーが、至高の舞台を作り上げているのに、
沢山の人に見てもらわなきゃもったいない。
このような壮大なバレエを上演することができるバレエ団は限られているわけだし、
国立のバレエ団なのだから、文化振興に対して積極的になってほしい。
そんなにお金をかけなくても、できることはたくさんあるはず。


ツンデレバレエサロンからは、
保育つきバレエに通っていらっしゃるママたちが、今回の舞台を鑑賞されました。
事前に「白鳥の湖」の勉強会をして、しっかり予習をしてきたので、
ただ「キレイだったわ~」「美しかったね」ではなくて、
何が良かったか、どこに注目したか、と細かく見どころを掴んで鑑賞していただけたようです。

 

今月28日の深夜に、NHK-BSで、
米沢・ムンタギロフペアの「白鳥の湖」が放送されるようです。
お見逃しなく!
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コメント

新居さん、お久しぶりでございます。

時々こちらのブログを拝見しておりますが、
お元気そうで何よりです。


土曜日の夜公演を拝見してきました。
本当に素晴らしい舞台でしたね。

私も泣きましたよ、湖畔のシーンで。
幕が閉まって席を立つと、
ハンカチを握りしめた女子が何人も周りに・・・。


前の方で観ていたのですが、
背中に感じるお客さんのノリが、
いつもと違いましたねえ。


勝手な想像ですが、
NHKでの「バレエの饗宴」の放送を見て、
生で絢子ちゃん観たい、とか、福岡君観たい、
というお客さん多かったのではないでしょうか。

しかも「白鳥」とあれば、ぜひ!って感じ。


絢子さんのオーロラ姫ったら、
テレビ画面を通じても尚、
美しさを超えて、艶っぽいのなんのって。(笑)



一幕、井澤君て、すごく目立ちますね。


小さな四羽、すごく揃ってました。
感動しましたよ。(涙)


休憩の後、
客席は「さあ、オディール早く見せて」
って感じで、盛り上がりを感じました。

道化の福田君にも割れんばかりの拍手。


オディールの登場に、
大喜びの客席。


花嫁候補の姫たちが、
「え~誰あの女、つまんなーい」
という表情で楽しかったです。

王妃様は
「うちの子大丈夫?」
とでもいう表情。

みなさんお上手ですね。


前回の白鳥の時は、
スペインを湯川さんが躍ってらして・・・。

福岡君の王子役、
見慣れているのですが、
ウルリックがあまりにも印象的で。(笑)
ん~、何でも出来るんですね。


いまだに感動が残り、
まとまらない感想になってしまいましたが、
とにかく、素晴らしい舞台でした。


同じ演目を見ると、新国立劇場の
バレエ団としての進化を感じます。


そういえば、
昼公演を終えて出てきたムンタギロフさんを
見ました。ラッキー(笑)。
うめのすさん、お返事遅くなってすみません。
清里フィールドバレエで、あの感動をもう一度、と思いましたが、やはりそういう訳にはいかなかったです。小野絢子ちゃんだけでなく、福岡雄大くんだけでなく、バレエ団全体のダンサーたちが、皆さんで感動の舞台を作り上げているんだなぁと、改めて思いました。
絢子ちゃんのフェッテは、相変わらず不安を感じさせてくれますが(笑)、それを忘れさせるくらい素晴らしい表現力とバレエテクニックでした。今でも思い出せるくらい、鮮明に覚えています。
次回の「白鳥…」はどんな進化が見られるのかワクワクして、また絢子ちゃんを追っかけてしまいますね!また劇場でお目にかかりましょう。

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