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新居彩子

Author:新居彩子
ココロとカラダを整えるバレエサロンを運営しています!姿勢、体幹、柔軟性、バランス感覚、コーディネーションなど身体の正しい使い方を通してココロとカラダを元気にします。誰でもバレエを日常に取り入れられるライフスタイルを日々考えています。

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埼玉大学の菊原伸郎先生のご協力で、
サッカー部の学生さんたちにバレエのトレーニングを体験してもらいました!

以前から菊原先生とは、
股関節の可動域がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響について議論することがあり、
バレエのレッスンメソッドに基づいたトレーニングに興味を持ってもらっていました。
大学生たちがどのように感じるか、何がサッカーに必要だと感じるかなどを調査しつつ、
菊原先生の視点から、バレエトレーニングがどのように見えるか伺いたいと思い、
今回のトレーニング体験にご協力を頂きました。



バレエと言うと、踊りと柔軟性ばかりが注目されがちですが、
実は、体幹周辺の筋肉をものすごく鍛えています。
トウ・シューズやつま先立ちの不安定な姿勢で、
常に軸をまっすぐ維持しなくてはならないからです。

R0014114mini.jpg

そして、何よりも大切なのは姿勢です。
姿勢が悪いということは、軸が歪んでいるということになるので、
無駄な動きや無駄な負荷が身体にかかることになります。
自分の姿勢がどのようになっているか、
動いた時、ジャンプした時、姿勢がどのくらい歪むか、
鏡を見て、チェックしてもらいました。

今回は一度だけの体験なので、鏡で見ただけですが、
本来は、その姿勢を維持しなければならないので、
どの筋肉を鍛えれば、あるいは意識すれば、
真っ直ぐな軸を維持できるか、身体に覚えさせる必要があります。

R0014117mini.jpg

また、腕などの補助を一切使わずに、
高いジャンプをする練習もしてもらいました。
移動ジャンプは、空中の姿勢に気を付けて、
着地は、衝撃を和らげることにも気を使います。
着地について、ちゃんと指導してもらっている人は少ないと思います。
足の裏の使い方までしっかりできると、衝撃の緩和はかなりできます。

20141216saidai1mini.jpg

けっこうツライ内容のトレーニングになったと思いますが、
みんな楽しみながら、素直に一生懸命やってくれました。
どんな風に感じたのか、聞くのが楽しみです。

菊原先生はじめ、
埼玉大学サッカー部の皆さん、
そして、場所を貸して下さったダンス部の皆さん、
ご協力いただき、ありがとうございました!
全寮制の女子中学生のサッカーチームである
小美玉フットボールアカデミーで、
バレエトレーニングを指導し始めて、1年半が過ぎました。
年に2回効果測定を行っていて、先月、今年2回目の測定を行いました。

今日は、その測定結果を見ながら、
選手自身に、自分の身体の状態や能力を知ってもらい、
バレエトレーニングをやる意味や身体のしくみについて話をしました。


<小美玉FA寮のリビングでモニタを使って話をする>

サッカー少女たちからすれば、
 なんでバレエなんかやらなきゃいけないの?
と思うのは当たり前だし、
ストレッチや柔軟なんて面倒くさいと思うはず。

だからこそ、
 なぜバレエトレーニングをやるのか?
ということをちゃんと伝えることは大事。

なでしこを目指すならば、
楽しいからサッカーやる!だけじゃなくて、
身体のことを考えなくてはならない時が必ずくる。
怪我をしてしまった時、スランプに陥った時、
自分の身体の状態を客観的に見て、
 今、何をしなければならないか、
自分で掘り下げて考える力が求められる。

とは言っても、がっつり解剖学セミナーじゃ面白くない!
骨のつくり、筋肉・腱・靭帯とは?という基礎的な話だけをして、
 自分の姿勢がどうなっているか、
 自分がどんな動きをしているか、

写真や映像を見ながら、みんなで考える時間。

こちらも、改めて解剖学を勉強し直して、何度も写真や映像を見直して、
分かりやすく、シンプルに、大事なことを伝えるにはどうしたらいいかを考え、
個人フィードバックシートとプレゼン資料を作成。
実は、中学生にプレゼンするのが一番難しいんですよ!



<自分の垂直跳びの映像を見て、空中の姿勢をチェック>

講座の中で、
何かを感じる子もいるかもしれないし、何も感じないかもしれない。
実際にトレーニングをやる中で、
感覚の違いに気づく子もいるかもしれないし、何も感じないかもしれない。

人それぞれ顔や身体が違うように、理解の仕方や考え方もみんな違う。
手を変え品を変え、言い方を変え見せ方を変え、
どこかで何かが少しでも伝わればいいなと思いながら、
毎回小美玉FAの選手たちと向き合っているわけです。

自分の身体は、誰かと取り替えることはできない。
でも、自分で改造することはできる。
アスリートやダンサーが目標を達成するためには、
自分の身体の特徴を把握して、能力を理解して、
身体を自ら作り上げなくてはならない。
自分の身体と真正面から向き合うしかないのです。

さて、選手たちには伝わったでしょうか…?
小美玉フットボールアカデミーの選手たちに
バレエトレーニングを指導し始めて1年半。
1年生は、ストレッチや柔軟に慣れるのに苦労していますが、
2年生は、柔軟、バー、ジャンプ、ステップなど、
様々なトレーニングプログラムにチャレンジしています。

半年に1回、股関節の柔軟性、バランス感覚、三段跳びの測定をして、
どのくらい効果があるのかを、指導している私もチェックさせてもらっています。

鳴門教育大学の南准教授とゼミ生の田村さんにご協力頂き、
一緒に研究してもらい、
スポーツ科学的な分析をして頂いています。


<片脚つま先立ち>

足の裏の感覚を研ぎ澄まして、
体重をかける重心の位置を定められるかどうか?
腹筋と背筋をコントロールしながら、
姿勢をまっすぐ保たなくてはなりません。
(本当はもうちょっと踵を上げて欲しいんだけど…)


<股関節の柔軟性チェック>

軸をブラさずに足を動かすために、
股関節の可動域を広げるようにしています。
身体が硬い子でも、毎日少しずつストレッチをやれば、必ず柔らかくなります。
背中、大臀筋、前屈などの柔軟性もチェックしています。


<片脚と両脚の三段跳びの距離を測る>

体重の移動をコントロールしながら、
姿勢を維持して床をしっかり押す力が求められます。


中学生になると、徐々に筋肉量が増えてきて、
柔軟性は伸びなくなってきます。
できれば、小学生のうちにストレッチの習慣をつけてくれると、
あまり苦痛を感じずに、柔軟性を維持できると思います。

数値的には、良くなったり悪くなったり、選手それぞれの結果でしたが、
どんな効果があるのか、
競技力にどう役立つのか、
まだ私にも分からないことが多いので、研究中です。
これからも身体をコントロールする能力を伸ばせるように、
指導していきたいと思っています。

小美玉FAの皆さん、お疲れ様でした!
バレエはもちろん、
スポーツや運動をするとき、
身体の軸がぶれないようにすることで、
動きが安定する。

トウ・シューズで立ってみると、
支点が小さいので、軸の感覚が研ぎ澄まされるし、
トランポリンをすることでも、
飛ぶ方向で軸がまっすぐかどうかが良くわかる。

最近は、「体幹」という言葉で表されることもあるけど、
要は、身体の中心軸をコントロールすることができれば、
無駄な動きや力を減らすことができる。



小美玉フットボールアカデミーのサッカー少女たちに、
トウ・シューズを履かせるわけにはいかないので、
なんとか軸を感じられるようになってもらいたいのだけど、
これがなかなか難しい。



まず、真っ直ぐな姿勢を維持するのが難しいし、
足の裏で重心の位置を感じられるようになるまでに時間もかかる。
そして、中心軸に近い筋肉で身体をコントロールしなくてはならない。



中心軸をしっかり安定させ、
なるべく外側に無駄な力を入れないような
身体の使い方ができると、
キレのある動きができるようになるはず。

これからも、あの手この手を使って、
自然と軸が感じられるようなトレーニングを考えていきます!
小美玉フットボールアカデミー
バレエトレーニングを始めて、もう7ヶ月。

音楽に合わせて作ったプログラムもだいたい覚えて、
何に気をつけて動けばいいか、
どこをトレーニングしているか、
わかってきた(と思われる)サッカー少女たち。


<1曲目は、柔軟と腹筋・側筋・背筋・内転筋などを鍛えるプログラム>

自分のテンポではなく、
出てきた音楽のテンポに合わせる、
ということがとても重要だと思う。
本番や試合では、
自分の好きなようにプレーできることはほとんどなくて、
相手や仲間のテンポやタイミングに合わせなきゃならない。


<体幹というか、軸を感じるためのプログラムも1曲の中に入っている>

身体を自分の思い通りにコントロールするには、
大きな筋肉を鍛えるだけでは、どうにもならない。
小さな細かい筋肉を使って、微妙な調整が必要になる。

中学1年生とは言え、プロ選手を目指すならば、
自分の身体と向き合って、
苦手なことや得意なことも認めてあげて、
どんなトレーニングが必要なのか、
自分で見極めなくてはならない。

balletmethod2.png

この5つの要素を重点的にトレーニングしてきて、
子どもたちも、身体が変わってきてことを実感してると思うけど、
細かく見ていくと、他にも必要なことがまだまだある。
足の裏の筋肉を鍛えたり、
細かいステップワークをやったり、
ジャンプと着地の仕方を教えたり、
骨盤の位置と足の動きを意識したり。

しなやかな身体をつくり、
ケガをしにくい身体の使い方を身につけるには、
もう少し地味につらいバレエトレーニングが続く…