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新居彩子

Author:新居彩子
ココロとカラダを整えるバレエサロンを運営しています!姿勢、体幹、柔軟性、バランス感覚、コーディネーションなど身体の正しい使い方を通してココロとカラダを元気にします。誰でもバレエを日常に取り入れられるライフスタイルを日々考えています。

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今年最後の記事は、イベントの裏トーク。
小野絢子トークセミナーにいらして下さった皆様、
本当にありがとうございました!!

今回の企画は、小野絢子ちゃんからの提案がきっかけで、
「バレエ衣裳」をテーマにすることになりました。
子どもの頃からバレエを習ってきた私たちにとっては、
あまりにも身近な存在でしたので、
衣裳のコトについて深く考える良いきっかけとなりました。

20161102ballet01.jpg
大谷バレエスタジオアプロンにて衣裳選び>

現役時代にお世話になった大谷哲章先生にお願いして、
お衣裳をお借りすることになったのですが、
衣裳部屋の奥から、大切に保管してあったものをひっぱりだして頂き、
素晴らしい衣裳がたくさんあって、なかなか選べませんでした。

20161102ballet03.jpg
<イベントで展示する予定だった「フレスコ」の衣裳>

最初は、装飾がたくさんついている衣裳をお見せしたいと考えていましたが、
初めてバレエ衣裳をご覧になる方もいらっしゃるので、
有名な作品やオーソドックスな形の衣裳をご紹介することにしました。

20161102ballet02.jpg
<大谷先生とアイロンをかけて下さった勝又先生>

選んだからといって、そのまま展示できるわけではありません。
畳んであった衣裳は、アイロンをかけなくてはなりません。
スチームアイロンで衣裳を美しくよみがえらせて下さったのが、
アカデミー時代からのバレエ仲間の勝又先生。
セミナーで衣裳を展示するまでには、いろいろな方のご協力があったのです。

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<実はジゼル衣裳が細すぎて着れてない!!> photo by Shoko Matsuhashi

衣裳を着せたトルソーもいろんな方からお借りしました。
ゲスト講師の植田さんは、当日手荷物でご持参くださいました。
せっかく借りた美しい衣裳を美しく見せるのも、けっこう大変でした。。。

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<モデルをしてくれた早大バレエサークルの学生さん> photo by Shoko Matsuhashi

9月のトークセミナーで運営をしてくれた学生さんたちには、
当日モデルになってもらうことだけ伝え、
衣装合わせはしていなかったので、
着れるかどうか、実は分かりませんでした。

一番背の高いAちゃんには、男性の衣裳を着てもらいました。
キレイな女性の衣裳が着たいと思うのが普通なのに、
男性の衣裳を着てくれて、本当に感謝です!
たぶん、肩幅は大きかっただろうし、袖も長かったんじゃないかなぁ。

セミナーが始まってから、裏で学生たちに衣裳を着せて下さったMさん、
ぶっつけ本番にもかかわらず、針糸持参でうまく調整して下さいました。

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<私もバジルのジャケットを着せてもらいました!> photo by Shoko Matsuhashi

いつもぶっつけ本番でバタバタの舞台裏ですが、
本当にいろいろな方のご協力のおかげで、
「海賊」の美女メドーラのジョーゼット衣裳、
「ジゼル」1幕のジゼルのスカートの衣裳、
「眠れる森の美女」の男女ペアの白いチュチュの衣裳と、
「ドン・キホーテ」の男女ペアの色ものの衣裳をご紹介することができました。

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<DVD購入下さった方にサインを書く小野絢子ちゃん> photo by Shoko Matsuhashi

セミナーを開催する時にいつもご協力くださるのは、
新国立劇場バレエ団のご担当者様、
そして、世界文化社のご担当者様。
舞台の写真や映像をセミナーでご紹介できるのは、
こうした方々のご理解とご協力があってこそ。
バレエ芸術文化を多くの方にご紹介したいという理念にご賛同下さり、
いつもご協力下さいます。

また、今回70名近くのお客様にいらして頂いたことは、
本当に嬉しく、心から感謝しております。
このセミナーを始めた当初は、参加者が5~6名だけの時もありました。
日本のトップバレリーナの小野絢子さんのセミナーなのに、
お客様が集まらないなんて・・・と力不足を感じることもありました。
毎回、お客様にアンケートにご協力いただき、
励ましの言葉やお叱りの言葉を頂戴し、
その都度、試行錯誤して、できることを少しずつ改善してきました。
今回もまた新たな課題やご提案をいただきましたので、
これを次に活かして、新たなチャレンジをしてゆきたいと考えています。

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<衣裳セミナーを一緒に作り上げて下さったお二人と> photo by Shoko Matsuhashi

バレエ衣裳の世界は、まだまだ広くて深く、
今回のセミナーだけではご紹介しきれませんでした。
いつかまた違った視点から、衣裳のヒミツについて、
ご紹介できたらいいなと思っています。

大人のバレエサロンの皆さま、
保育つきバレエサロンの皆さま、
シナジリティトレーニングの皆さま、
小野絢子さんのファンの皆さま、
今年1年間、本当にありがとうございました。
バレエの面白さや素晴らしさを伝えるブログになるよう
精進してまいりますので、
来年もよろしくお願いいたします!
  • 着ても着れない!?バレエと衣裳の関係

前回の続き。
11月26日の小野絢子トークセミナーでは、
「バレエ衣裳の美しさのヒミツ」をテーマにお話ししました。


<衣裳左から、海賊/ドン・キホーテ/ジゼル>photo by Shoko Matsuhashi

舞台では、衣裳を「美しく作る」ということだけでは駄目で、
「動きやすく」、「安全に」作らなければなりません。
衣裳製作の植田さんは、ダンサーが衣裳で気をとられることのないよう、
あらゆるリスクを考えて製作されているそうです。

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<モデルは早稲田大学バレエサークルの学生>photo by Shoko Matsuhashi

実際にバレエ衣裳を着てもらいました!
モデルは、早稲田大学バレエサークルCielの学生さんたちです。
9月のトークイベントでお手伝い下さった幹部の3人に、
ドン・キホーテのキトリ、
眠れる森の美女の王子、
オーロラ姫の衣裳を着てもらいました。

衣裳をご提供くださったのは、
大谷哲章バレエスタジオ・アプロンさんです。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~aplomb/

主役級の衣裳は、1着20~30万円くらいかかります。
装飾の細かさや生地の種類によって価格は変わりますが、
1着ずつ丁寧に製作されるため、コストはかかります。

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<衣裳の形について語る小野絢子さん>
 photo by Shoko Matsuhashi

もちろん、1回着て終わりということはなく、
その演目を再演すれば何度でも着ますし、
踊り手が変われば、その方に合わせて微調整をします。

小野絢子さんは、ボディに厚みがないことを気にされているそうで、
痩せすぎないようにすることもありますが、
衣裳の縫製で少し調整することもできるそうです。

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<ダンサーの動きと衣裳トラブルについて語る植田さん>photo by Shoko Matsuhashi

これまで衣裳製作に携わってこられた植田さんは、
舞台上で起こるいろいろなトラブルを経験し、
その都度、原因をしっかり追究して、
トラブルを未然に防ぐ努力をされてきたそうです。

ダンサーの動きが激しすぎて衣裳が裂けてしまったり、
衣裳の装飾が、他の方の衣裳と引っかかったり、
舞台装置に引っかかってしまったり・・・。

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<衣裳左から、ドン・キホーテ/眠れる森の美女>photo by Shoko Matsuhashi

実際に着てみて分かることもたくさんあります。
毎日練習をしているダンサーは、
本番に向けて体型が変わっていくことも良くあります。
女性は細くなっていったり、男性は筋肉が太くなったり、
本番まで衣裳担当は気を抜くことはできません。

アイロンをかけたり、本番直前に衣裳直しをしたり、
衣裳担当の仕事は本当にたくさんあるのです。

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<ダンサーの可動域の広さに合わせた衣裳の話>photo by Shoko Matsuhashi

ダンサーの体の可動域は、想像以上にかなり広いので、
その動きにも対応できる衣裳を製作しなければならないのです。
後ろに反った時に、胸が見えそうになるのを気にして、
思い切り踊れないダンサーがいれば、少し肌色の布を足したり、
脚の開く角度が180度以上の場合もあるので、
股の部分が破けないようにしたりしているそうです。

一方で、ダンサーの衣裳に対する扱いについても、
気を付けてもらわなければならないことがたくさんあります。
衣裳の舞台裏事情のお話は、また次回。
  • 大好評!バレエ衣裳の美しさのヒミツ

今年2回目の小野絢子さんトークセミナーを主催し、
大好評のうちに終了することができました!
いらして下さった皆様、本当にありがとうございました。


<ナビゲーターを務めさせて頂きました>   photo by Shoko Matsuhashi

前日や当日に参加申し込みをされた方もいらっしゃり、
総勢70名近くの方にご来場頂きました。
定員50名のはずが、いつの間にか増えていて、
お席が窮屈な感じになってしまい、本当に申し訳なかったです。

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<満席で窮屈になってしまいました>     photo by Shoko Matsuhashi

今回は、「バレエ衣裳の美しさのヒミツ」をテーマに、
バレリーナの小野絢子さんと、
舞台衣装製作をされている植田和子さんにいらして頂き、
衣裳にまつわるいろいろなお話をして頂きました。

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<左:植田和子さん 右:小野絢子さん>    photo by Shoko Matsuhashi

衣裳の話をテーマにするという発想は、
小野絢子さんからのアイデアから生まれました。
ダンサーにとって、トウ・シューズの次に大切な衣裳のことを
バレエファンの皆様にもっと知って頂きたいという想いをお持ちで、
私に植田さんをご紹介くださいました。

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<衣裳左から、海賊/ドン・キホーテ/ジゼル>  photo by Shoko Matsuhashi

私も衣裳製作の現場のことはよく分からなかったので、
この企画を進めるために、植田さんに何度もお話を伺い、
私自身もとても興味深く勉強させて頂きました。

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<衣裳直しの話をされる植田さん>    photo by Shoko Matsuhashi

また、実際にバレエの衣裳をご覧いただきたいと思い、
私が現役時代に、ご一緒に踊って頂いたこともある大谷先生にお願いし、
大谷哲章バレエスタジオ・アプロン様にご協力を頂いて衣裳をお借りしました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~aplomb/
衣裳の写真は、後日アップしますね。

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<衣裳の舞台裏事情を語る小野さん>   photo by Shoko Matsuhashi

舞台では、衣裳に関するいろいろなトラブルがつきもので、
引っかかったり、絡まったり、破けたり、取れたり、
怪我をしかねないようなことも起こることがあります。
衣裳を「美しく作る」ということだけでは駄目で、
「動きやすく」、「安全に」作らなければなりません。
ダンサーが衣裳のことで気をとられて踊りに集中できないことのないよう、
植田さんは、あらゆるリスクを考えて製作されているそうです。

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<危険な部分を指摘する植田さん>   photo by Shoko Matsuhashi

ダンサーにとって着ても着れない衣裳の話は、まだまだ続きます。
実際に衣裳を着るとどうなるか?
次回につづく・・・
  • 新国立劇場バレエ団『ロメオとジュリエット』

新国立劇場バレエ団の『ロメオとジュリエット』を観てきました。
やっぱりロミジュリは何度観てもいい!
何度観ても、結末が分かってても、やっぱり泣いてしまう!
最近観たロミジュリは、
ロイヤルバレエのサラ・ラム&ワディム・ムンタギロフでしたが、
小野絢子&福岡雄大ペアのロミジュリは、
素晴らしかったという言葉を超えて、
魂のこもった演技に感情の嵐が揺れ動いてスゴすぎました。
こんなバレエが日本で観られるなんて、
本当に幸せだと思いました。



9月にやった小野絢子さんのトークセミナーで、
プロコフィエフの音楽の素晴らしさと、
マクミランの振付のすごさを語っていただき、
「無意識の意識」という中で演技が自然とできると
おっしゃっていた小野絢子さん。

ジュリエットも、ロメオも、
細部までこだわったお二人のストーリーが、
きめ細やかに表現されていて、
まるで二人の会話が聞こえてくるようでした。

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photo by Shoko Matsuhashi

福岡さんのロメオで特徴的だったのが、
ジュリエットと出会う前の場面。
私は、ジュリエットとパリスの踊りを見たいと思いつつ、
ロメオがいつジュリエットに惚れるのか、
どこの公演でもチェックしてるんですが、
福岡ロメオは、ずーーーーっとロザラインを口説き続けてました!
(DVDだとこの部分が観れないことが多い)
翌日のムンタギロフロメオは、ロイヤルバージョンで、
先にジュリエットに釘付けになってずっと見つめていましたが、
小野・福岡ペアは、ジュリエットもロメオも、
振り返った瞬間に一緒に恋に落ちてました!
きゃーーステキ。
(演出的にはその瞬間をライトで強調しない方が、個人的に好きです)

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photo by Shoko Matsuhashi

それに、この短い公演時間の中で、
ジュリエットがどんどん成長してゆく姿がすごくて、
小野さんの演技に心揺さぶられました。
パリスさんと初めて手を繋いだときの緊張感から、
ロメオと手を繋いだ時のときめき、
バルコニーのパ・ド・ドゥの幸福感、
そして、離れ離れにならざるを得ない寂しさと悲しさ。
もちろん、小野さんがおっしゃっていたように、
マクミランの振付が完璧だということは分かるのですが、
やはり、細部の細部までストーリーが途切れることなく、
どこをとって観てもジュリエットがそこにいたのです。

私的には、最後の死の場面よりも、
親からパリスとの結婚を強要され、
愛するロメオとの狭間で葛藤し、
ジュリエットが泣き崩れる瞬間が一番泣けました。

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photo by Shoko Matsuhashi

ロメオとジュリエットの二人だけでなく、
舞台上の全ダンサーが、それぞれ自分の役を掘り下げて、
踊り、演技し、表現していたからこそ、
主役二人が光り輝くのだということが、
客席までしっかり伝わってきた素晴らしい舞台でした。

もう一度観たいと思いましたが、
チケットは完売でしたし、
小野・福岡組は、平日昼の学生鑑賞会ばかりで、
一般の社会人にとっては選択の余地がありませんでした。
バレエ界の先生方のお考えがあるのかも知れませんし、
新国立劇場バレエ団のチケット販売戦略なのかもしれませんが、
ニーズのあるものはもっと販売して欲しいし、
日本国内でこのような素晴らしいバレエを観れることは、
日本のバレエ界にとっても非常に価値の高いことなので、
機会損失で観客を失望させるのは、とてももったいないと思いました。
国立なので、予定外のことは絶対にやらないと思いますが、
追加公演があってもよかったのではないかと思うほど、
大変素晴らしいバレエを観ることができ、
とても幸せでした。

小野絢子ちゃん、どこまで進化するのだろうか?
また次も観てみたい、と思わせてくれるダンサーに出逢えるなんて、
本当に幸せなバレエファンです。
  • 新国立劇場バレエ団の新制作「ホフマン物語」

新シーズンを迎えた新国立劇場バレエ団の新制作
「ホフマン物語」を観てきました。

この物語の主人公のホフマンと言えば、
なんとなく不思議で不気味な幻想物語の書く人
というのが私のイメージで、
バレエの題材としていろんな作品に盛り込まれているものの、
物語自体は、理解し難い不可解な部分も多い印象。
しかし、今回のバレエは、音楽がオッフェンバックってこともあって、
なんか楽しい感じになるのかしら~?と期待していた。

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ストーリーは、その名の通りホフマンが語る身の上話、といったところ。
20代の恋は、人形の美しさに目を奪われ、
30代の恋は、相思相愛の大切な人を失い、
40代の恋は、欲望に惑わされ、
それぞれ悪の陰謀によって騙され、
決して幸せになれないホフマンの人生。
そして、目の前の50代の恋も、悪に翻弄される。

ホフマンが中心にすべての物語が展開し、
人生を語りつくすという、
男性ダンサーにとっては難しい役どころ。
それぞれの物語で、
女性プリンシパルが代わる代わる出演するので、
観客にとっては全員見られるというオイシイ作品でもある。

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<小野絢子ちゃんはホフマン最愛のアントニア役>

まず、感動したのは、衣裳の美しさ。
生地、色、デザインすべてが計算しつくされているように、
日本人ダンサーにものすごくフィットしていて、
ダンサーの身体や動きをキラキラと輝かせていたように思う。

去年の新制作「眠れる森の美女」では、
とにかく衣裳がダンサーに合っていなかった。
手足の長いヨーロッパ人用のデザインをそのまま持ってきたのか、
チュチュの長さや袖の長さ、チュールのふわっとした仕上がりが中途半端で、
胸が張って太って見えたり、足が短く見えたり、
髪飾りや髪型も、老けて見えたりしていたのがとても残念だった。
今回は、本当に美しくて、衣裳を見ているだけでうっとりした。

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<プログラムより>

肝心のバレエはというと、
新制作ということもあり、物足りなさを感じたのが正直なところ。
これから再演するにつれて徐々に深みが増すだろうなと思う。
何がダメとか、どこが変とかっていうことではなく、
全体的に、振りをなぞっている感じがあって、
もちろん、皆さん完璧に踊られていてとってもキレイなんだけれども、
今一つ感動が伝わってこないというか、作品の本質が伝わらないというか、
ホフマンの光と影の部分がもっと際立ってくるといいんだけれど、
悪役のマイレンさんのキャラが立ちすぎていて、
ホフマン役よりも勝ってしまっている感じでした。

二回の別のホフマン役を観ましたが、
バレエの部分の振付もけっこう複雑で難しい。
見せ場なのに見せ場っぽくない振付なので、
拍手するタイミングも微妙にない。
ホフマン役は、初老の紳士から演技を求められるし、
踊りは複雑で細かくて、悪魔にもいじめられて、
とてもストレスフルな役どころでした。

その中で、やはり光っていたのは、
小野絢子ちゃんのアントニア役。
病弱だからこそ、命の大切さを知っていて、
生きられるってことの素晴らしさを、
光り輝く少女のように演じていました。
夢の場面で、キャラクター的な踊りがあり、
キャラクター大好きの絢子ちゃんらしく、
しっかり体を使って踊っていました。

雰囲気が似ている「ライモンダ」が観たくなり、
1月のニューイヤーバレエが楽しみになりました。

「ホフマン物語」をまた再演することがあったら、
どんな風にダンサーたちが掘り下げて演じるのか、
テクニックや演出を越えたところに何が見えるのか、
ぜひとも観たいと思います。